やる気はなくても、なんとかなる。

やる気のない宅浪の人のブログ。基本、勉強してない。

INTO THE WOODS※ネタバレ有

 

続きまして

INTO THE WOODS。

 

 

 

最近ディズニー外しまくってるんだけど

やっぱり気になっちゃうよね

ってことで借りてみました。

 

なんだろう、

やっぱり広告打ち出してるのは

アメリカとかですでに

数字出してるから

大々的にやってるわけで

こんな映画あったんだって

映画はもれなく面白くないのかな。

 

というような感想が

観た後に受かんじゃうような映画でした。

 

いやあ、ね。

 

またしても

ざあああくりあらすじ。

 

ざあああくりの割に

すばらしくネタバレだから

観たいと思ってるけどまだ観てない

って人は絶対読まないほうがいいです。

 

おもしろさが半減どころじゃないし。

 

映画はミュージカル調で

めちゃくちゃ歌ってます。

 

話してると思ったら

突然歌いだす。

 

内容は

実は呪いがかかってるせいで

子供に恵まれない夫婦がいて

その呪いを解くために

走り回った結果、

さまざまな物語の登場人物たちと

かかわりあって、呪いもとけ

登場人物みんなハッピーエンドに

一旦なるんだけど、

結局運命の糸の絡み合いというか

いろいろあってバットエンドに近い形で終わるって話。

 

主な登場人物は、

赤ずきんちゃん

ラプンツェル

子供に恵まれない夫婦

ジャック

シンデレラ

魔女

王子。

 

ほかにもその脇役さんたちが

出てくるけどね。

 

5分くらいのオオカミ役だけで

ジョニー・デップとか。

 

この映画で何が言いたいかっていうと多分、

普通はハッピーエンドじゃ、

問屋はおろさないし、

何が間違ってるか正しいかなんて

誰にもわからないんだから

生きていくしかないって

ことだと思われる。

 

勝手に思っただけだけど。

 

私の感想だと

さっきのLUCYとは違って、

INTO THE WOODSに関しては

エンターテイメント性は

ある種皆無と言っていいと思う。

 

ハッピーエンドとか

爽快感とか

上手く言えないけど

観た後にすっきりするような

『与えられる映画』を好む人には

好まれない作品。

 

最初に面白くないって書いたけど、

そもそもが面白いとか面白くない

って尺度で観るような映画じゃないと思う。

 

観た後のモヤモヤをどうにかして

昇華することに重きを置いた映画なのかな、と。

 

そういう風に考えると、

登場人物の人間臭さがものすごく

現実的でいたたまれない気持ちになってくる。

 

自分勝手さがどこか自分に当てはまって

うわあって思う感じ。

 

だから楽しむだけのエンターテイメント

でとらえなければひどい映画だとは思わないんだけど

ただ、この映画でうん?と思ったのは

キャッチコピーとか広告の打ち方が下手。

 

だって

『物語のその後』

って書いてあったら、

物語の直後からなのかな

って思うのに、普通に物語のしょっぱなから

ハッピーエンドまで描かれてて

キャッチコピーの部分って後半30分くらいなんですもん。

 

そして何よりも長い。

長すぎる。

 

もっと削れるところは確実にあったはずなのに

あれもこれもって入れ込みすぎて

観客の集中を逃しまくりというか…。

 

ずばり、

眠たくなった。

 

初心者への脚本や小説のアドバイスでも

よく言われることだと思うんだけど

登場人物の数を増やしすぎると

視線が分散するから

読み手の集中力を欠きやすいんですよね。

 

なのに長いんだもん。

登場人物多いだけでもあれなのに

こんだけ長けりゃもう集中できないよ。

 

根性で最後まで観たけど。

 

というわけで

学べるという面では深いいい映画でしたけど

私はあんまり考える映画って

得意じゃないので

オススメはしないです。

 

新作100円だったから

そこまで失敗したって気持ちはないけど

新作料金だったら

美女と野獣並に

お金もったいないことしたなあ

って思ったかもしれない。

 

哲学系大好き

って方は是非借りると良いと思います。

 

ディズニーのきれいな皮肉

みたいなのが好きな人は

借りないほうがいいかも。

 

ミュージカル映画としては

別に悪くないと思ったんだけど

やっぱり内容がねえ

私的にはいまいちでした。

 

ボーナストラックでもやってたように

ミュージカル調の編集は

とってもよいんですけど

こんだけ歌ってるのに名曲的なものはないっていう。

 

なんだろう、

いちいち残念な映画に思えてきてしまいました。

 

登場人物もいちいち共感できなかったりね。

 

いろいろ文句言ったけど

私が1番言いたいのは

『あんな王子は嫌だ』

です。

 

(笑)